Vol.6 


開催地 大分県オートポリス(1周4.674)
開催日時 9月12日(土)予選 17番手(1分52秒213)路面:ドライ
  9月13日(日)決勝 12位 路面:ドライ
観客動員数 -


苦難の予選、飛躍の本戦


今年2回目のオートポリスラウンド、八耐明け全日本後半戦のスタートは苦難の連続だった。金曜のフリー走行、8耐で培ったデータと前回のオートポリスのデータを合せて作り上げてきた車体だったが、新たに投入した17インチの特性をつかみきれずに今野はタイムを上げることが出来ずに終わってしまう。2&4ということで走行時間が少ないのがチームを締め付ける。

土曜日、予選。前日のデータからマシンとライダーのアジャストを進める。
しかし、予選Q1は40分間。Q2までの足切タイムは49秒5と予測していたが届かず52秒213と掴みきれず終了。各チーム前半戦よりもタイムを落としているとはいえ、前回の50秒884から1.5秒も遅れた結果となった。ここでライダー、チームともにマシンを大幅にセットチェンジ。前半戦に近いセットへ振り直す事となった。

9月とはいえ標高が高く朝は肌寒いオートポリス。前日変更したセットをウォームアップ走行で確かめる。一通り確認し手応えを感じる今野。決勝は午後12時55分からの決勝。予選で落とした順位をスタートであげたいところだったが集団に紛れてしまいオープニングラップを22位で通過。このまま上がれないかと誰もが思った3周目、前走を一台一台かわし始める。

5周目を経過するころに予選順位まで上げて来た今野、ここから先は予選で自分よりタイムを上回ったマシンしかいない中、更に猛プッシュを始める。大幅に振ったセットを掴んできた今野の逆襲が始まった。

6周目15位へ、9周目には51秒557と予選を上回るタイム。11周目には51秒311と上げて前グループの2台を追う。16周目に酒井大作選手をパスすると残り3周で12位を走行する渡辺一馬選手まであと3秒、今野の猛追はラストラップで50秒8まで上げ渡辺一馬選手をかわし12位フィニッシュ。

レースラップは前半戦を上回りトップテンに肉薄する内容だっただけに予選の苦戦が悔やまれる。次戦は岡山。後半戦唯一の事前テストのあるレース。同じ轍は踏まないよう挑みます。




RIDER 今野由寛コメント

「初日のマシンのフィーリングが今一つで、そこから決勝へ向けてセットアップしていったのですが、その部分の遅れが決勝の結果に出てしまった、という印象です。レースのラスト2周でこのレースウィークでの自己ベストが出たというのが象徴的で、走りのリズムが最後になってやっと戻ってきた、という感じでした。スタートは普通に出られたのですが、1速から2速に上げたらリアタイヤがスピニングしてしまい、前に進まない状態になってしまいました。そこから追い上げのレースになったのですが、あれがなければもう少し違ったレースになっていたのではないかと思うと残念です。」


愛知靖史 監督

「鈴鹿8耐で青木宣篤さん、生形秀之選手にも乗ってもらい、マシン、タイヤの使い方というアイデアをチームとして得られたので、それを全日本の後半戦に活かそうと投入したのですが、ライダーとのマッチングの部分でうまくいかず、決勝へ向けてなんとかアジャストしていった、という感じです。ブリヂストンさんも鈴鹿8耐のレースからのフィードバックで新しいタイやを作ってきてくれたのでそれも投入しつつ、さらなるポテンシャルアップをねらったのですが、レースウィークの限られた時間の中ではうまく活かせるところまでたどり着きませんでした。さらに走行を重ね、しっかりとマシンを仕上げていきたいと思います。応援、ありがとうございました。
で、チームとしての戦いをしてこの結果を得られたわけではないので、ちょっとフラストレーションの溜まるレースとなってしまいました。」