Vol.1 


開催地 三重県・鈴鹿サーキット(1周=5.821km)
開催日時 4月18日(土)予選16番手(2'09.855) 薄曇り 路面:ドライ
  19日(日)決勝12位 曇り  路面:ドライ
観客動員数 51,000人(土・日合計)


2015年、最高峰クラス開幕。


 2015年シーズンの全日本ロードレース選手権が三重県・鈴鹿サーキットで開幕。今回の開幕戦、昨年までと最大の変更があった。タイヤの変更だ。今年からタイヤがBRIDGESTONEの17インチへとスイッチ。レースとタイヤ開発という二つの仕事を同時に実戦で行っていくこととなった。従来の16.5からの変更も影響するのか、ここまでのテストでは昨年殆ど転倒のなかった今野が3月のテストでクラッシュ。右肩靭帯を痛めてその後のテストを回避して入念に体を休め、チームはマシンを仕上げ鈴鹿に乗り込んだ。

 今回は、4輪のスーパーフォーミュラとの併催で行われた2&4レース。鈴鹿8耐の参戦を考えているライダーも多く、公式予選は、2グループに分かれて行われ今野はAグループに出走。ここで怪我の影響か、昨年よりも少し遅れる2'09.855をマーク、総合で16番手スタートとなった。

 決勝レースは20周。前日までの走行でタイヤとマシンの特性を把握してきた今野は朝のレインで行われたフリーはマシンとのセッションに努め、ドライコンディションのレースへ望む。決勝はスタートからひたすら前を追いかける展開、17番グリッドからスタートし一つ一つ、タイヤと会話をするようにマシンをコントロール。各区間タイムを毎周更新しながら前走をパスしていき最終ラップを12位でフィニッシュ。コースに帰ってきた今野は右肩の激痛で顔を歪めていたがその眼にはしっかりと手ごたえを感じていた。



RIDER 今野由寛コメント

「今年はタイヤメーカーが変わり、17インチタイヤの開発をしながら実戦参加することになりました。ただ自分自身、まだタイヤが変わったことへの対応に途惑うところがあり、それがテストでの転倒という形で出てしまいました。本当は周回をたくさん重ねてテストしなければならないのに、2回のテストをキャンセルしなければいけなくなってしまって、その部分ではチームに大きな迷惑をかけてしまいました。決勝は前を塞がれたり、自分の痛みと戦ったりと大変でしたが、なんとかフィニッシュできてホッとしています。」